USD/JPY
1. 米連邦準備理事会( FRB )が発表した流動性対策への懐疑的な見方、2. 湾岸諸国のドルペッグ制廃止の憶測、3. 2 月の米財政赤字が過去最大となった、などの理由から、ドル円は 1999 年以来の円高水準となる 101 円台前半まで下落した。米景気後退懸念を背景としたドル売りが続いており、ドル円は下値を試す展開が続きそうだ。
AUD/JPY
原油や商品市況が堅調だったことから、豪ドルは対円で 95 円台後半から 96 円台前半で推移したが、ドル円急落の影響を免れず NY 市場終盤は 94 円台前半へ下落した。豪州の利上げ期待は強いものの、足元の豪経済指標が鈍化傾向を示している。本日発表される 3 月の豪雇用統計に注目が集まる。
GBP/JPY
ポンド円はユーロ高を追う展開となり 207 円台後半へ上昇したが、終盤はドル円急落の影響を受け 205 円台前半へ反落した。ドルに対するポンド上昇はポンド円の下落を緩和しそうだが、ドル円の下落リスクが高まるなかで、 208 円近辺では上値抵抗を受けることになりそうだ。
EUR/JPY
発表された 2 月のユーロ圏鉱工業生産が好結果だったことなどからユーロ買いが優勢となった。ユーロドルは過去最高値を更新、 1.55 ドル台後半まで上昇した。ユーロ円は 159 円台を回復したが、ドル円の下落につれて 157 円台半ばまで反落した。ユーロ圏要人からはユーロ高へのけん制が続いているが、ユーロの下値余地は限定されていることから、対円も 156 円での底堅さが試されるだろう。